このミシンは、"Model191Ｕ RED Ｓ マシン"と言われ、HA1型（垂直半回転式ミシン）で、本国アメリカのシンガー15種型の部品を用いられて製造された事で "RED Ｓ" のバッジが付けられています。 （シンガーの15種と言われるミシンは、家庭用ミシンのスタンダードとなった機種です。） 垂直釜は下糸ボビンが縦にセットされ、上下糸で締めて縫い目を作るので糸締まりがいいと言われています。 　　・縫い締りが良く、縫い目が綺麗。 　　・下糸調子も微調整可能。仕上りが綺麗です。 　　・下糸にゴムカタン糸を使えばゴムシャーリングが簡単にできます。 　　・下糸に太い糸（20番）や刺繍糸（25番）・飾り縫い糸などが 　　　使用できます。 シンガーのアンティークミシンと称されているミシンの中では、このモデルが一番実用的ではないかと思います。 ★返し縫ができる事、レバーが固定しますから両手で縫い仕事を始められます。 ★送り歯の上げ下げの調節が出来る事で、薄い生地、厚い生地など送り歯を調節して綺麗に縫う事が出来ます。 ★縫い目巾の調整がレバー式、 ★現行のミシンの縫い具、部品の調達、メンテナンスが容易な事、 ★アメリカで沢山出まわっているビンテージ縫い具なども、このミシンなら使えるのです。 ★布地を引っ張りながらのミシン縫いには、特に卓上での縫い物にはこの重さの安定感が大事です。重さは許容範囲です。モーターなどを入れると18キロ弱あります。 ミシンにも一長一短がありますが、このミシンは、垂直半回転式ミシンの長所である糸締りの良さと、力強さでやわらかい皮の3枚合わせぐらいは縫えますので、これ一台で一応の縫い物が出来ます。 ミシンは清掃し、点検し、調節、ベルト、ゴム等の交換をしてありますので、すぐに気持ちよくお使いになれます。 木綿布、及び皮のテスト縫いを付けておきます。 日本語の取扱説明書(コピー)、写真8のナショナルモーター、コントローラー、写真9のボビン、縫い具が付属します。 ミシンベース幅：51ｃｍ 全体の高さ：30ｃｍ