★奥村厚一 日本画「雨後に立つ雲」★

商品詳細

■作家・作品詳細


奥村 厚一（おくむら こういち)
1904年7月1日～1974年6月25日
日本画家。
創造美術、創画会を結成、
新制作協会々員、
京都市立芸術大学名誉教授、京都嵯峨芸術大学短期大学部教授。
西村五雲に師事。

戦前は、帝点、新文展等官展をおもな発表の場とした。
戦後はこれを離れ、新しい傾向の団体に所属し活躍。
主に風景画を得意とし、山をテーマにした作品が知られるが、
大きな作品はもとよりスケッチも味わい深い。
晩年は水墨調の画風を展開した。

略歴
1904年 7月1日、京都府京都市北区生まれ
1923年 京都市立絵画専門学校（現：京都市立芸術大学）入学
1928年 京都市立絵画専門学校卒業、同校研究科へ進学、
かたわら画塾 晨鳥社の西村五雲に師事
1929年 第10回帝展「山村」が初入選
1933年 京都市立絵画専門学校研究科修了
1946年 第2回日展において「浄晨」が特選。（現在、東京芸術大学美術館所蔵）
1948年 山本丘人、福田豊四郎、秋野不矩、上村松篁ら
13人のメンバーで創造美術 (現：創画会)を結成。
1960年 京都市立美術大学（現：京都市立芸術大学）教授
1962年 晨鳥社の日本画家・山口華楊とヨーロッパ遊学
1971年 嵯峨美術短期大学（現：京都嵯峨芸術大学短期大学部）教授
1974年 京都市立芸術大学名誉教授
6月25日、肝臓疾患のため京大病院にて逝去。


帝展でのその他おもな作品に
「山林」(10回)、「深社の河原」(11回)、「松林の秋」(13回)、
「松蔭雨日」(15回)、等。
文展では
昭和11年改組第1回帝展に「雨後に立つ雲」、
同年鑑査展「雪の音」、同12年第1回新文展「落葉の秋」、
第2回「月光」、第5回「林道」、等。

代表作に
「浄晨」「黒潮」「大洋」など。


美術年鑑2015年物故欄掲載 評価8.3万円／号



★作品タイトル「雨後に立つ雲」

西村塾晨鳥社第二回小品書展覧会出品作品。
前オーナーさま2000年、京都、思文閣ロイヤル画廊にて購入。


☆本作品は真作を保証致します。
万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


■サイズ・コンディション、その他


サイズ

作品 51cm×41cm 10号
額縁 75.5cm×65.5cm


コンディション

作品は良好な状態です。
額縁は概ね綺麗な状態です。


その他

作品面に作家直筆サイン、落款有り
別途共板、同作品絵葉書、思文閣ロイヤル画廊購入時書類有り
黄袋、差し箱有り


見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、 額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。


☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。


上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスターなど)


尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。


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